令和3年度静岡県中部地域道路啓開訓練参加

投稿日2021年12月3日
お知らせ土木

令和3年11月24日(水)午前10時より藤枝総合運動公園において
令和3年度静岡県中部地域道路啓開訓練が行われました。

訓練の目的としては、想定されている南海トラフ地震により被災した道路を迅速にパトロ-ルし、道路啓開(救援ル-ト確保)作業を実施するため、関係機関と連携しながら災害協定業者の実行性向上を図ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静岡国道事務所、静岡県中部地域局、島田土木事務所、島田建設業協会(災害協定業者)、静岡県建設コンサルタンツ協会、中部電力パワーグリッド、NTTフィールドテクノ等多くの機関が参加し連携を確認しました。我がカクマル土木部からは、紅林、望月、秋山が島田建設業協会災害協定業者の一員として参加しました。「横転した車両に電柱が。」という想定のもと、被災状況を見て撤去手順を確認します。

 

 

 

 

 

 

 

 

訓練開始です。道路を塞いでいる車両、電柱を撤去する為バックホウ出動です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電力通信事業者による電線切断後、倒壊した電柱の撤去作業を行っています。瓦礫の撤去についても同時進行です。

 

 

 

 

 

 

 

 

電柱の撤去に続き、車両を撤去して救援ル-トを確保します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、震災時に起こり得る事態を実際に体験できたことはとても良い経験になりました。道路、水道、下水道等のインフラを整備し住み良い街づくりに貢献することも土木部の仕事ですが、有事の際には最前線で救助、復旧活動を行うことも土木部の使命となり、その重要性を再認識する訓練となりました。